どうすればいい!?訪問看護師の意思決定支援とは?

関係者による合意は要らない

本人や家族にとって意思決定は少なからず負担になっており、こうしたプロセスに訪問看護師が寄り添うときどのような支援を行うのがいいのかを考えておくといいでしょう。まず、意思決定支援とは患者と家族、または支援者と患者間のコンセンサスを得るものではないということを押さえておく必要があります。家族と患者、病院と患者あるいは訪問看護師と患者の意見が違ってもよいスタンスでのぞめば自ら困りごとを増やして振り回されることを防止できるでしょう。

一度は決めても揺らぐもの

最期は自宅にするか病院にするかや胃ろうはつけるのかつけないのか等、意思決定とは揺らぐものであることを前提に考えましょう。だからこそ最善と思える意思を確認し、それを実現できる手段を考えて実行していく必要があるのです。揺らぎ続ける気持ちに寄り添い時間をかけて傾聴したり、変化する状況に合わせることができるスキルが必要でしょう。そして、手段としての看護を提供できる訪問看護は最良の意思決定支援者となることができます。

多職種連携しタイミングを計る

支援に必要な情報は訪問看護師だけではなく多職種がもっています。とくに外来通院中の患者さんに関わる場合には、情報共有が困難になりがちなので気をつけましょう。高齢者や体調が悪化してくれば、本人や家族の情報収集や意思決定能力は劣ってくるものです。状態の変化を予測し、本人と家族の精神状態を把握して必要な情報をタイミングよく主治医に提供してもらう環境をつくりましょう。訪問看護で得た情報も自分たちだけで閉じてしまうのではなく関わる人たちに還元することも大事ですよ。

訪問看護ステーションとは、地域の医療管理が必要な方々を支えるところです。看護師やリハビリのスタッフが常駐し、利用者のお宅を訪問します。介護保険や医療保険に基づいて、医療サービスを提供しています。